検査項目名称 | 副腎皮質刺激ホルモン (ACTH) |
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コード | 02351◇ |
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統一コード | 4A025-0000-022-053 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 速やかに冷却遠心、血漿分離。 溶血は低値の影響があります。 ビオチンを投与している患者(1日の投与量5mg以上)からの採血は、投与後、少なくとも8時間以上経過してから実施してください。 負荷試験はメトピロン、CRH等 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | ECLIA法 |
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基準値 | 7.2~63.3 pg/mL |
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実施料 / 判断料 | 184 判生Ⅱ |
高値 | ■クッシング病 ■異所性ACTH産生腫瘍(肺癌、膵癌) ■アジソン病 ■ネルソン症候群 ■21ハイドロキシラーゼ欠損症 |
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低値 | ■副腎性クッシング症候群(副腎腺腫など) ■副腎皮質過形成症 ■下垂体前葉機能低下症 ■ACTH単独欠損症 |
解説 | 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は下垂体前葉から分泌されるペプチドホルモンで、副腎皮質に作用してステロイドホルモンの合成分泌を促進する。分泌は視床下部-脳下垂体-副腎皮質の間にあるフィードバック機構によって制御されているので、これらの部位に関わる疾患の診断には、ACTHとコルチゾールが主に測定される。 ACTHの分泌には日内変動があり、早朝高く、夕方から夜は早朝値の半分以下の低値になる。ストレスはACTH分泌を促進させる。 また、基礎分泌値のみで正常か否かを判定することは困難なことが多く、その場合には分泌刺激試験あるいは分泌抑制試験が行われる。 分泌刺激試験にはインスリン、CRH(コルチコレリン)、メチラポンなど、分泌抑制試験にはデキサメタゾンなどが用いられる。 |
◇ 負荷コードは下表をご参照ください。
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