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内分泌学

検査項目名称 黄体形成ホルモン
(LH)
コード 02331◇
統一コード 4A030-0000-023-051
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.6
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 負荷試験は合成LH‐RH100μgを静注
所要日数 1~3
検査方法 CLIA法
基準値 補足情報参照
実施料 / 判断料 105 判生Ⅱ

容器画像

コンペンジウム

高値 ■中枢性思春期早発症 ■ターナー症候群 ■卵巣性無月経 ■精巣機能不全症 ■多のう胞性卵巣症候群
低値 ■下垂体機能低下症 ■カルマン症候群 ■視床下部性無月経 ■神経性食欲不振症
解説 黄体形成ホルモン(LH)は下垂体前葉から分泌される糖蛋白ホルモンで、同じく下垂体前葉から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)とともに性腺刺激、性ステロイドの分泌などに働く。
αサブユニットとβサブユニットの2つの部分からなるが、αサブユニットはLH、FSH、TSH、HCGとも共通の構造をしており、βサブユニットの違いがホルモン活性の違いとなって表現される。
女性ではFSHによって卵胞発育促進とエストロゲン合成分泌促進、LHによって排卵の誘発と黄体化が促進される。
男性の場合はLH、FSHによってアンドロゲン合成分泌促進と、精子形成が行われる。
胎盤性ゴナドトロピンに対し、LH、FSHを合わせて下垂体性ゴナドトロピンと総称する場合がある。
思春期前の女子ではLH、FSHともに低値であるが、月経開始から閉経まで排卵期をピークとする周期的な分泌動態を示し、閉経後は高値を示す。男子では思春期以前は明らかに低いが、成人以降は女性のような分泌動態はみられない。

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補足情報

◇ 負荷コードは下表をご参照ください。



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