検査項目名称 | 卵胞刺激ホルモン (FSH) |
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コード | 02341◇ |
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統一コード | 4A035-0000-023-051 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 負荷試験は合成LH‐RH100μgを静注 |
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所要日数 | 1~3 |
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検査方法 | CLIA法 |
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基準値 | 補足情報参照 |
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実施料 / 判断料 | 105 判生Ⅱ |
高値 | ■中枢性思春期早発症 ■ターナー症候群 ■卵巣性無月経 ■精巣機能不全症 |
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低値 | ■下垂体機能低下症 ■カルマン症候群 ■視床下部性無月経 ■神経性食欲不振症 |
解説 | 卵胞刺激ホルモン(FSH)は下垂体前葉から分泌される糖蛋白ホルモンで、同じく下垂体前葉から分泌される黄体形成ホルモン(LH)とともに性腺刺激、性ステロイドの分泌などに働く。 αサブユニットとβサブユニットの2つの部分からなるが、αサブユニットはLH、FSH、TSH、HCGとも共通の構造をしており、βサブユニットの違いがホルモン活性の違いとなって表現される。 女性ではFSHによって卵胞発育促進とエストロゲン合成分泌促進、LHによって排卵の誘発と黄体化が促進される。 男性の場合はLH、FSHによってアンドロゲン合成分泌促進と、精子形成が行われる。 胎盤性ゴナドトロピンに対し、LH、FSHを合わせて下垂体性ゴナドトロピンと総称する場合がある。 思春期前の女子ではLH、FSHともに低値であるが、月経開始から閉経まで排卵期をピークとする周期的な分泌動態を示し、閉経後は高値を示す。男子でも思春期以前は明らかに低値であるが、成人以降は女性のような分泌動態はみられない。 |
◇ 負荷コードは下表をご参照ください。
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