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感染症・ウイルス

検査項目名称 単純ヘルペス分離培養
コード 05201
統一コード 5F190-0000-070-748
検体必要量(mL)容器 / 保存
髄液 2.0 又は 性器病巣、皮膚病巣、咽頭ぬぐい液、結膜ぬぐい液
H-I
採取条件・提出条件 / 備考 採取法は補足情報をご参照ください。◆補足情報参照
所要日数 3~15
検査方法 分離培養法
基準値 HSV-1:(-)HSV-2:(-)
実施料 / 判断料

容器画像

コンペンジウム

高値 (陽性)
■性器ヘルペス症 ■角膜炎 ■ヘルペス性湿疹
低値
解説 単純ヘルペスウイルス(HSV)は、ヘルペスウイルス科アルファヘルペスウイルス亜科に属するウイルスです。HSVにはHSV-1(1型)とHSV-2(2型)の2つの型があり、その自然感染部位は1型が上半身、2型は下半身とされている。1型は唇にできる口唇ヘルペスや、眼の角膜にできる単純ヘルペス角膜炎の原因となるウイルスです。2型は陰部ヘルペスの原因となる。この違いは絶対的なものではなく、1型が陰部ヘルペスを起こすこともある。成人の血清抗体保有率は、1型は50~70%、2型は5~10%といわれている。その大部分は不顕性感染であるが、初感染発症の脳炎や性器ヘルペス等では重篤な症状を引き起こす。また、宿主の健康状態により様々な形で再発を繰り返します。
ウイルス分離同定検査では、ウイルス分離陽性の場合のみ同定を実施し診断を確定させます。

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補足情報

単純ヘルペス分離培養、ウイルス分離のご依頼について
 *ウイルス分離同定検査では、ウイルス分離陽性の場合のみ同定を実施します。
 *発病後できるだけ早期に(3~5日以内)適切な部位から検体を採取し、お送りください。
 *専用依頼書の所定欄に必要事項を記入の上、ご依頼ください。
 *サイトメガロウイルス、水痘・帯状ヘルペスウイルス、RSウイルスは、凍結保存により著しく活性が低下しますのでご注意ください。
 *単純ヘルペスウイルスのみを検索する場合は、“単純ヘルペス分離培養”をご利用ください。
 *輸送培地入りチューブ、滅菌綿棒、糞便容器は当社にて準備しますので営業担当者にお申し付けください。



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