検査項目名称 | TRAb定量/ECLIA (TSHレセプター抗体)(第3世代) |
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コード | 03265 |
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統一コード | 5G310-0000-023-053 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 抗TRAbモノクローナル抗体(M22)を使用。ビオチンを投与している患者(1日の投与量5mg以上)からの採血は、投与後、少なくとも8時間以上経過してから実施してください。 |
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所要日数 | 1~3 |
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検査方法 | ECLIA法 |
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基準値 | 2.0未満(未治療バセドウ病診断の至適カットオフ値として) IU/L |
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実施料 / 判断料 | 214 判免 ※ |
高値 | ■バセドウ病 ■慢性甲状腺炎(橋本病)の一部 ■亜急性甲状腺炎の一部 ■無痛性甲状腺炎の一部 |
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低値 | |
解説 | 抗TSHレセプター抗体(TRAb)は、甲状腺細胞膜上にあるTSHレセプターあるいはその近縁部位と反応する自己抗体で、IgG抗体に属している。 本検査における測定法の特徴は、TSHレセプターに結合するモノクローナル抗体(M22)を用いることで、M22はTSHのレセプター結合を阻害し、さらに甲状腺刺激作用も有するという。 ブタTSHレセプターに対して患者血清中のTRAbと標識M22とを競合的に反応させるもので、標準TRAbの数値との対比によって定量値を求める。 測定系に干渉する因子(ウシTSHに反応する自己抗体や内因性のTSHなど)の問題点がほぼ解決され、短時間測定も可能になってきたが、バセドウ病と無痛性甲状腺炎との鑑別が問題点とされている。 |
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