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免疫学

検査項目名称 免疫グロブリン遊離L鎖κ/λ比
(FLC κ/λ比)
コード 05880
統一コード 5A141-0000-023-061
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.5
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 遊離L鎖κ、遊離L鎖λのいずれかが0.5未満の場合、κ/λ比は「計算不可」と報告させていただきます。
所要日数 2~3
検査方法 免疫比濁法
基準値 遊離L鎖κ:3.3~19.4
遊離L鎖λ:5.7~26.3
 mg/L 
κ/λ比:0.26~1.65
実施料 / 判断料 388 判免

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容器画像

コンペンジウム

高値 ■多発性骨髄腫 ■原発性全身性ALアミロイドーシス ■マクログロブリン血症 ■MGUS
低値
解説 免疫グロブリンのL鎖は、H鎖よりも多く産生されるため、L鎖のみで存在するものがあり、遊離軽鎖(free light chain:FLC)と呼ばれる。FLCは、腫瘍化した形質細胞から過剰に産生され、FLCκとFLCλの比が異常となる。FLCは、免疫電気泳動法や尿中Bence Jones蛋白に比べて高感度にM蛋白を検出できる。多発性骨髄腫の完全奏功の基準としてFLCκ/λ比の正常化が国際的に用いられている。

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