検査項目名称 | 抗dsDNA-IgG抗体定量 | |||
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コード | 01600 |
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統一コード | 5G036-0000-023-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | (判定基準) (-):10.0未満 (±):10.0以上~15.0以下 (+):15.0を超える |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | FEIA法 |
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基準値 | 10.0未満 IU/mL |
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実施料 / 判断料 | 159 判免 |
高値 | ■全身性エリテマトーデス ■シェーグレン症候群 ■強皮症 ■混合性結合組織病 ■オーバーラップ症候群 |
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低値 | |
解説 | 抗DNA抗体は抗核抗体に含まれる自己抗体の一つで、全身性エリテマトーデス(SLE)患者血清中に多く検出され病態も反映するので、SLEの診断とモニタリングに用いられる。 SLE患者血清中には、2本鎖DNA、1本鎖DNA(single stranded-DNA;ss-DNA)に対する抗体、すなわち抗ds-DNA抗体、抗ss-DNA抗体が存在する。 SLEに対して特異性の高い抗体は、ds-DNAに対してのみ反応する抗体と、ds-とss-DNAの両方に反応する抗体とされる。抗ss-DNA抗体のみ検出される例はSLE以外の膠原病でも見られるので注意を要する。 抗ds-DNA抗体や抗ss-DNA抗体は、さらにIgG、IgA、IgMの各免疫グロブリンクラス別に分類されるが、SLEの病状をよく反映しているのはIgG型抗ds-DNA抗体であり、SLEの病勢と平行して消長することが多い。一部のSLE症例ではIgG型抗ss-DNA抗体の推移が有効との報告もある。 本検査(FEIA法)は、高塩濃度の洗浄液を使用することで、SLE活動性と相関する親和性の高い抗体検出に適している。 |
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