検査項目名称 | 抗RNAポリメラーゼⅢ抗体 | |||
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コード | 02198 |
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統一コード | 5G087-0000-023-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | (判定基準) (-):28.0未満 (±):28.0以上~50.0未満 (+):50.0以上 |
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所要日数 | 2~8 |
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検査方法 | EIA法 |
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基準値 | (-)インデックス値:28.0未満 |
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実施料 / 判断料 | 170 判免 ※ |
高値 | ■強皮症 ■強皮症腎 |
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低値 | |
解説 | 細胞抽出して得られる可溶性核抗原(extractable nuclear antigens;ENA)には、非ヒストン核蛋白が多く含まれ、これらの核抗原に対する自己抗体と自己免疫疾患との関連が明らかにされてきた。 抗RNAポリメラーゼⅢ抗体は、核内のRNA転写に関与する酵素であるRNAポリメラーゼⅢに対する自己抗体である。 抗RNAポリメラーゼⅢ抗体は抗Scl-70抗体と同様、びまん型の強皮症で陽性率が高いが、両抗体が共存することは少ないとされる。 また、抗RNAポリメラーゼⅢ抗体陽性例は強皮症腎を合併する例が多いため、強皮症腎の予後予測に有用と考えられている。 本検査(EIA法)では、抗原としてリコンビナントRNAポリメラーゼⅢ蛋白質(Ⅲa/RPC155)を用いている。 |
※抗RNAポリメラーゼⅢ抗体 びまん性型強皮症の確定診断を目的として行った場合に1回を限度として算定できる。また、その際陽性と認められた患者に関し、腎クリーゼのリスクが高い者については治療方針の決定を目的として行った場合に、また、腎クリーゼ発症後の者については病勢の指標として測定した場合に、それぞれ3月に1回を限度として算定できる。
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