検査項目名称 | total P1NP (1型プロコラーゲン-N-プロペプチド) |
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コード | 07689 |
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統一コード | 5C120-0000-023-053 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ビオチンを投与している患者(1日の投与量5mg以上)からの採血は、投与後、少なくとも8時間以上経過してから実施してください。 溶血は低値の影響があります。 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | ECLIA法 |
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基準値 | M(30~83歳):18.1~74.1 F(閉経前30~44歳):16.8~70.1 (閉経後45~79歳):26.4~98.2 ng/mL |
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実施料 / 判断料 | 160 判生Ⅱ ※ |
高値 | ■ベーチェット病 ■甲状腺機能低下または亢進症 ■糖尿病 ■多発性骨髄腫 ■先(末)端肥大症 ■腎不全 ■原発性骨肉腫 ■骨転移癌■骨粗鬆症 |
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低値 | |
解説 | P1NPは分子量約35000の蛋白質であり、骨基質の約90%を占めるⅠ型コラーゲンが生成される過程で、前駆体のⅠ型プロコラーゲンのN末端側より切断されて血中に放出される骨形成マーカーの一つである。 従来の代表的な骨形成マーカーである骨型アルカリフォスファターゼ(BAP)は、骨芽細胞がある程度成熟してからでなければ上昇しないのに対して、P1NPは骨形成の早期から上昇がみられる。このため、2010年から使用されはじめた骨形成促進薬の治療効果判定、モニタリングにP1NPの測定が有用である。 P1NPは、三量体からなり、温度、時間に依存して単量体に変化し、本total P1NPはこの両方を測定する。一方、三量体のみの測定がintact P1NPとしてRIA法にて用いられている。P1NP産生量を知る上では、三量体とそれが変化した単量体を合わせて測定、評価する方が正確との見解がある。健常者における血中のP1NPはほとんどが三量体であり、両者はほぼ同等の値を示すが、腎不全・透析患者では、total P1NPがintact P1NPよりも高値となる場合がある。 |
※骨型アルカリホスファターゼ(BAP)、インタクト1型プロコラーゲン-N-プロペプチド(Intact P1NP)、1型プロコラーゲン-N-プロペプチド(P1NP)、ALPアイソザイム(PAG電気泳動法)のうち2項目以上を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
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