検査項目名称 | 抗デスモグレイン1抗体 | |||
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コード | 00519 |
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統一コード | 5G396-0000-023-052 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 補足情報参照 |
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所要日数 | 2~4 |
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検査方法 | CLEIA法 |
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基準値 | 20.0未満 U/mL |
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実施料 / 判断料 | 300 判免 ※ |
高値 | ■落葉状天疱瘡 ■尋常性天疱瘡(粘膜皮膚型) ■腫瘍随伴性天疱瘡 |
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低値 | |
解説 | 天疱瘡は自己免疫性水疱症の代表的なもので、大きく尋常性天疱瘡(pemphigus vulgaris;PV)と落葉状天疱瘡(pemphigus foliaceus;PF)、腫瘍随伴性天疱瘡(paraneoplastic pemphigus;PNP)の3つに分けられ、表皮細胞間接着因子であるデスモグレイン(Dsg)などに対する自己抗体が検出される。 抗Dsg抗体の対応抗原と疾患の関係について検討された結果、尋常性天疱瘡に関連する抗原はDsg3、落葉状天疱瘡に関連する抗原はDsg1とされている。 本検査は、リコンビナントDsg1タンパクを抗原として血中のIgGクラスの抗Dsg1抗体を測定するものである。Dsgタンパクは、細胞内でのDsg前駆体からプロペプチドが切断されて成熟型Dsgタンパクとして細胞表面に表出する。病原的意味を持つ抗Dsg抗体は、前駆体Dsgに反応せず、成熟型Dsgに強く反応し、本測定系では高純度な成熟型Dsg1タンパクを抗原として用いている。 抗Dsg1抗体は天疱瘡のうち、落葉状天疱瘡の診断補助、病勢把握、治療経過観察に有用である。 |
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