検査項目名称 | 抗BP180抗体 (抗BP180 NC16a抗体) |
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コード | 00581 |
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統一コード | 5G398-0000-023-052 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~4 |
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検査方法 | CLEIA法 |
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基準値 | 9.0未満 U/mL |
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実施料 / 判断料 | 270 判免 ※ |
高値 | ■水疱性類天疱瘡 |
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低値 | |
解説 | 自己免疫性水疱症は大きく天疱瘡と類天疱瘡に分けられる。 天疱瘡については表皮細胞間接着因子であるデスモグレインに対する自己抗体が検出されているが、水疱性類天疱瘡(bullous pemphigoid;BP)では表皮基底膜のヘミデスモソームに対する自己抗体が検出される。 水疱性類天疱瘡は主に高齢者に見られる慢性で痒みのある自己免疫性水疱性皮疹であり、緊満性水疱と紅斑が混在多発する事を特徴とする疾患である。 類天疱瘡に関連する主要な抗原としては、180kDのBP180と230kDのBP230があり、BP180の主要エピトープはNC16ドメインとされている。 本検査は、リコンビナントBP180NC16aを抗原として用いており、血中におけるIgGクラスの抗BP180NC16a抗体を測定するものである。 抗BP180NC16a抗体は水疱性類天疱瘡の診断補助、重症度判定、治療経過観察に有用である。 |
※間接蛍光抗体法(IF法)による、抗デスモグレイン1抗体・抗デスモグレイン3抗体・抗BP180-NC16a抗体同時測定(490点)と併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
※BP180-NC16a抗体は、水疱性類天疱瘡の鑑別診断又は経過観察中の治療効果判定を目的として測定した場合に算定できる。
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