検査項目名称 | HLA-DR (血清対応型タイピング) |
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コード | 01678 |
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統一コード | ||||
検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | HLA-A,BおよびDRの血清対応型2項目とHLA-A,B,CおよびDRB1,DPB1,DQA1,DQB1の7項目を依頼される場合でも、検体量は血液5mLで可能です。 ●補足情報参照 |
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所要日数 | 3~5 |
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検査方法 | PCR-rSSO法 PCR-SSP法 |
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基準値 | ||||
実施料 / 判断料 |
高値 | |
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低値 | |
解説 | ヒト白血球や組織には遺伝的に多くの種類のHLA抗原が存在し、その発現の組合せも多様で個人により異なる。HLA型判定については従来、リンパ球表面のHLA抗原と抗血清との抗原抗体反応(細胞傷害試験)に基づく「血清型」が多く実施されたが、近年、より精細に分類できる「遺伝子型」検査が用いられるようになった。 本検査はHLA-DRの遺伝子型をLow Resolutionの結果として得て、血清型表記に対応させて示すものである。 HLAはヒト主要組織適合性複合体(Major Histocompatibility Complex=MHC)ともいわれ、第6染色体短腕部のMHC領域に密集している遺伝子群によって支配されている遺伝子産物である。この領域にはほとんどの真核細胞膜の表面上に表現されているクラスⅠ抗原(HLA-A、-B、-C)を支配している遺伝子群、限定された細胞にしか表現されていない細胞特異的なクラスⅡ抗原(HLA-DP、-DQ、-DR)を支配している遺伝子群をはじめとし、これ以外にもC2、C4、B因子などの補体成分(クラスⅢ抗原)を支配している遺伝子群が密集している。 これらHLA抗原の特徴の一つはその著しい多型性にあり、臓器移植や骨髄移植、造血幹細胞移植などではHLA型の不一致は生着・拒絶反応の発生に関わるため、HLA型は可能な限り一致していることが求められる。また、HLA型と疾患の相関性も一部疾患で認められており、たとえばベーチェット病ではHLA-B51の陽性率が約60%と高く、参考所見とされている。 |
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