検査項目名称 | Ⅳ型コラーゲン | |||
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コード | 03515 |
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統一コード | 5C134-0000-023-062 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | ラテックス凝集法 |
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基準値 | 140以下 ng/mL |
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実施料 / 判断料 | 131 判生Ⅰ ※ |
高値 | ■慢性肝炎 ■肝硬変 ■アルコール性肝障害 ■肝細胞癌 |
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低値 | |
解説 | コラーゲンは細胞外マトリックスの主要構成成分で、多くの型が知られているが、Ⅳ型コラーゲンは基底膜に存在する膜型コラーゲンで、皮膚や腎臓、消化管などに分布している。 Ⅳ型コラーゲンは、中央部が三重らせん状の糖鎖領域(THドメイン)、C末端が非コラーゲン領域のNC1、N末端がNC2と7Sで構成され、重合して網目状の構造を形成している。 Ⅳ型コラーゲンは血中には微量しか遊離しないが、基底膜の増殖や新たな基底膜の形成が起こると血中に増加する。通常、肝臓の類洞に基底膜はないが、慢性肝疾患では類洞周辺に基底膜の増生が見られるようになり、血中のⅣ型コラーゲン濃度も増加するので、Ⅳ型コラーゲンは肝の線維化の指標として利用される。 |
※Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体、オートタキシン 慢性肝炎又は肝硬変の患者(疑われる患者を含む。)に対して、肝臓の線維化進展の診断補助を目的に実施した場合に算定する。
Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体、オートタキシン、プロコラーゲン-Ⅲ-ペプチド(P-Ⅲ-P)、Ⅳ型コラーゲン、Ⅳ型コラーゲン・7S、ヒアルロン酸を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
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