検査項目名称 | 抗Sm抗体定量 (抗SmDp抗体定量) |
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コード | 01993 |
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統一コード | 5G065-0000-023-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | (判定基準) (-):7.0未満 (±):7.0以上~10.0以下 (+):10.0を超える |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | FEIA法 |
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基準値 | 7.0未満 U/mL |
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実施料 / 判断料 | 147 判免 |
高値 | ■全身性エリテマトーデス ■オーバーラップ症候群 |
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低値 | |
解説 | 代表的な自己免疫疾患である全身性エリテマトーデス(SLE:Systemic lupus erythematosus)の診断には、米国リウマチ学会(ACR)が提唱した分類基準および感度が向上した全身性エリテマトーデス国際臨床共同研究会(SLICC)提唱の分類基準が用いられている。 抗Sm抗体は、これらの基準に採用されており、特異的な疾患標識抗体と位置付けられている。抗Sm抗体の主要な対応抗原は、B/B´およびD蛋白が知られているが、B/B´はU1-RNP抗原との交差による非特異的な反応を生じることが指摘されていた。これまで汎用されていた動物組織由来のSm精製抗原では完全にB/B´を除去することが困難であったが、本法ではB/B´を含まないSmD合成ペプチド抗原が使用されている。これにより臨床的特異度が上昇し、一方、抗原純度の向上にともなって固相化抗原量が増加することから臨床的感度の向上も期待できる。 |
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