検査項目名称 | レニン活性 (PRA) |
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コード | 01151◇ |
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統一コード | 4Z010-0000-022-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 早朝安静状態で採血ヘパリン血漿不可、速やかに冷却遠心、血漿分離してください。溶血検体では、測定値が低下傾向となる場合があります。 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | EIA法 |
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基準値 | 座位:0.2~3.9 臥位:0.2~2.3 立位:0.2~4.1 ng/mL/hr |
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実施料 / 判断料 | 100 判生Ⅱ ※ |
高値 | ■腎血管性高血圧 ■悪性高血圧 ■バーター症候群 ■アジソン病 ■先天性副腎過形成(21-ヒドロキシラーゼ欠損症) |
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低値 | ■原発性アルドステロン症 ■特発性アルドステロン症 ■先天性副腎過形成(17α-ヒドロキシラーゼ欠損症、11β-ヒドロキシラーゼ欠損症) |
解説 | レニンは腎の糸球体輸入細動脈壁に存在する傍糸球体細胞(JG細胞)から分泌される酵素の一種で、レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系(RAA系)と呼ばれる昇圧系に関与している。 JG細胞は血圧の変動をキャッチし、血圧が低下するとレニン分泌を促進する。レニンは血漿中に存在するアンギオテンシノーゲンを分解し、アンギオテンシンⅠ(AngⅠ)を生成する。ついでAngⅠはアンギオテンシンⅠ転換酵素(ACE)によってアンギオテンシンⅡ(AngⅡ)に転換されるが、このAngⅡは血管平滑筋収縮作用とアルドステロン分泌促進作用を有する強力な昇圧物質である。血圧が上昇するとRAA系は抑制され、血圧の下降とアルドステロン分泌抑制が起こる。測定値の評価には体位や安静時間を考慮する必要がある。 血漿レニン活性((Plasma Renin Activity;PRA)は、血中に存在するアンギオテンシノーゲンを基質として単位時間に生成するAngⅠを測定する方法によって行なわれている。 活性型レニン定量(Active Renin Concentration;ARC)の測定法も開発され臨床応用されているが、PRAとARCは正相関を示す。 |
※レニン活性とレニン定量 併せて行った場合は、一方の所定点数のみ算定する。
◇ 負荷コードは下表をご参照ください。
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