検査項目名称 | フローPRA抗体スクリーニング (抗HLA抗体(スクリーニング検査)) |
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コード | 03632 |
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統一コード | 5G535-0000-023-662 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 他項目との共用依頼はできません。 ◆下欄参照 |
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所要日数 | 3~8 |
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検査方法 | フローサイトメトリー法 |
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基準値 | (-) |
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実施料 / 判断料 | 1000 判免 ※ |
高値 | 【陽性】 ■抗HLA抗体の存在を示唆する。 |
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低値 | |
解説 | ヒト白血球や組織には遺伝的に多くの種類のHLA抗原が存在し、その発現の組合せも多様で個人により異なる。造血幹細胞移植や臍帯血移植などでは移植片と患者(受給者)のHLA型が一致することが生着に重要であるが、患者が特定のHLA型に対して抗HLA抗体を持つ場合には抗体が生着不全の原因となる。 フローPRA抗体スクリーニング検査は、精製HLA抗原固相化ビーズと患者血清とを反応させ、フローサイトメトリー法によって抗HLA抗体を検出するものである。 本検査は造血幹細胞移植や臍帯血移植、HLA型適合血小板輸血に際して、抗HLA抗体の存在チェックを行うのに有用である。ただし、陽性時は抗HLA抗体の標的HLA型を検索・同定する必要があるが、本検査はスクリーニングにしか対応していない。 |
※抗HLA抗体(スクリーニング検査) 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において実施した場合に算定する。
肺移植、心移植、肝移植、膵移植、小腸移植又は腎移植後の患者に対して実施した場合に、原則として1年に1回に限り算定する。ただし、抗体関連拒絶反応を強く疑う場合等、医学的必要性がある場合には、1年に1回に限り更に算定できる。
なお、この場合においては、診療録及び診療報酬明細書の摘要欄にその理由及び医学的な必要性を記載する。
◆抗HLA抗体の施設基準に係る参考URL
・一般社団法人日本移植学会の通知:(https://www.asas.or.jp/jst/news/2018/20180322.php)
・当社の参加証明:(http://jshi.umin.ac.jp/jounals/file/MHC3001_02_Workshop.pdf)
・当社のご案内:(https://www.bml.co.jp/news/assets/pdf/20180925_kensa.pdf)
・検査委託先のURL:(https://reprocell.co.jp/hla/20180401-2)
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