検査項目名称 | ラテックス (CAPアレルゲン) 略号:k82 |
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コード | 05369 |
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統一コード | 5A100-2760-023-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | アレルゲンの項目一覧表は補足情報をご参照ください。2項目以上の依頼をする場合に、1回のアッセイ量の目安とする計算式は0.2mL+(0.040mL×項目数)です。なお、この量には再検分は含みません。 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | FEIA法 |
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基準値 | 0.34以下 UA/mL |
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実施料 / 判断料 | 1種110 1430まで 判免 |
高値 | ■気管支喘息 ■アトピー性喘息 ■アナフィラキシーショック ■アトピー性皮膚炎 ■アレルギー性鼻炎 |
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低値 | |
解説 | CAPシングルアレルゲン検査は、アレルゲンを個別に結合させたスポンジ状セルロース誘導体を用いて、反応するアレルゲン特異的Ig-Eを測定する検査である。 ラテックスは天然ゴムの原料で、ゴム手袋やゴム風船、玩具などの製造に用いられる。 ラテックスに含まれる蛋白成分がアレルゲンとなって、接触じんま疹、喘息などの1型アレルギー症状を引き起こし、アナフィラキシーショックをきたすこともあり得るので注意を要する。 近年、ラテックスと交差反応性を示すフルーツアレルゲンによって、口腔の違和感や腫脹、じんま疹、鼻炎、下痢などのアレルギー症状を示すことが報告され、ラテックス-フルーツ症候群と呼ばれる。頻度の高いフルーツとしては、バナナ、アボカド、キウイ、トマト、メロン、じゃがいもなどが報告されている。 ラテックスは1型アレルギー疾患の原因の一つであり、原因アレルゲンに対する特異的Ig-Eの有無を知ることは、疾患治療や発症回避などに有効と考えられる。 |
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