検査項目名称 | 牛肉 (CAPアレルゲン) 略号:f27 |
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コード | 04667 |
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統一コード | 5A100-2423-023-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | アレルゲンの項目一覧表は補足情報をご参照ください。2項目以上の依頼をする場合に、1回のアッセイ量の目安とする計算式は0.2mL+(0.040mL×項目数)です。なお、この量には再検分は含みません。 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | FEIA法 |
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基準値 | 0.34以下 UA/mL |
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実施料 / 判断料 | 1種110 1430まで 判免 |
高値 | ■食物アレルギー ■アナフィラキシーショック ■食物依存性運動誘発アナフィラキシー ■気管支喘息 ■じんま疹 ■アトピー性皮膚炎 |
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低値 | |
解説 | CAPシングルアレルゲン検査は、アレルゲンを個別に結合させたスポンジ状セルロース誘導体を用いて、反応するアレルゲン特異的Ig-Eを測定する検査である。 肉類の消費量は著増しているが、肉類アレルギーはそれに見合った増加は見られていない。 ウシはウシ科ウシ属の動物で、農耕、使役、食肉用、採乳用などとして飼育されるが、牛肉成分が吸入性アレルゲンとなって鼻炎、気管支喘息などを引き起こすことがある。 牛肉によるアレルギー反応は下痢などであるが、まれにアナフィラキシー症状を呈し、小児のみならず高齢者でも起こり得る。一般に、牛乳アレルギーと牛肉アレルギーの関連は低く、牛肉摂取によって牛乳アレルギーが誘発される場合はまれである、とされるが注意する必要がある。 牛肉に対する特異的IgーEの有無を知ることは、原因の鑑別、アレルギー疾患治療や発症回避などに有効と考えられる。 小児食物アレルギーの主要原因アレルゲンは、卵白、ミルク、小麦、大豆であるが、成長と共に陽性率は低下傾向となり、エビ、カニ、魚介類などの頻度が増加してくる。じんま疹、喘息、胃腸アレルギーのほかアナフィラキシーショックを起こすこともある。 |
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