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免疫学

検査項目名称 にんにく
(CAPアレルゲン)
略号:f47
コード 04687
統一コード 5A100-2433-023-023
検体必要量(mL)容器 / 保存
1種につき 血清 0.3
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 アレルゲンの項目一覧表は補足情報をご参照ください。2項目以上の依頼をする場合に、1回のアッセイ量の目安とする計算式は0.2mL+(0.040mL×項目数)です。なお、この量には再検分は含みません。
所要日数 2~3
検査方法 FEIA法
基準値 0.34以下
UA/mL
実施料 / 判断料 1種110
1430まで 判免

容器画像

コンペンジウム

高値 ■食物アレルギー ■アナフィラキシーショック ■食物依存性運動誘発アナフィラキシー ■気管支喘息 ■じんま疹 ■アトピー性皮膚炎 
低値
解説 CAPシングルアレルゲン検査は、アレルゲンを個別に結合させたスポンジ状セルロース誘導体を用いて、反応するアレルゲン特異的Ig-Eを測定する検査である。
にんにくはユリ科あるいはネギ科のネギ属に分類される植物で、主に鱗茎が食用とされ、香辛料や薬種としても用いられる。
同じ属のたまねぎなどとはアレルゲンとして交差反応性があると考えられるため、摂取時には注意を要する。
小児食物アレルギーの主要原因アレルゲンは、卵白、ミルク、小麦、大豆であるが、成長と共に陽性率は低下傾向となり、エビ、カニ、魚介類などの頻度が増加してくる。じんま疹、喘息、胃腸アレルギーのほかアナフィラキシーショックを起こすこともある。
果物や野菜の摂取によって口腔粘膜にアレルギー症状を示す例が古くから知られており、口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome;OAS)と呼ばれる。OASの多くは花粉症を持ち、花粉症に伴うOASはPFSまたはPFAS(pollen-food allergy syndrome)と呼ばれる。口腔局所からアナフィラキシーなどの全身性に発展する可能性があり、注意を要する。にんにくはOAS,PFSの原因食物の一つで、キク科よもぎ花粉などとの交差反応性があるとされる。

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