検査項目名称 | α-ラクトアルブミン (CAPアレルゲン) 略号:f76 |
|||
---|---|---|---|---|
コード | 05176 |
|||
統一コード | 5A100-2437-023-023 |
|||
検体必要量(mL)容器 / 保存 |
|
|||
採取条件・提出条件 / 備考 | アレルゲンの項目一覧表は補足情報をご参照ください。2項目以上の依頼をする場合に、1回のアッセイ量の目安とする計算式は0.2mL+(0.040mL×項目数)です。なお、この量には再検分は含みません。 |
|||
所要日数 | 2~3 |
|||
検査方法 | FEIA法 |
|||
基準値 | 0.34以下 UA/mL |
|||
実施料 / 判断料 | 1種110 1430まで 判免 |
高値 | ■食物アレルギー ■アナフィラキシーショック ■食物依存性運動誘発アナフィラキシー ■気管支喘息 ■じんま疹 ■アトピー性皮膚炎 |
---|---|
低値 | |
解説 | CAPシングルアレルゲン検査は、アレルゲンを個別に結合させたスポンジ状セルロース誘導体を用いて、反応するアレルゲン特異的Ig-Eを測定する検査である。 牛乳(ミルク)に含まれる蛋白質は約3%であり、その構成はカゼイン80%、乳性蛋白質20%とされる。 α-ラクトアルブミンは牛乳に含まれる主要アレルゲンの一つであり、乳性蛋白の約20%を占める分子量14.2kDの蛋白である。牛乳蛋白は多くの加工食品、製剤に含まれ、牛乳アレルギー患児が気がつかずに摂取または服用した結果、アトピー性皮膚炎のみならず、アナフィラキシー・ショックなどの重篤な症状も引き起こすため、注意が必要である。α-ラクトアルブミンの他、β-ラクトグロブリン、カゼインなどの単一成分についてもアレルゲン検索が可能であり、摂取時の参考になる。牛乳アレルギー患者での感受性はβ-ラクトグロブリンに次ぎ、カゼインと同等とされる。 小児食物アレルギーの主要原因アレルゲンは、卵白、ミルク、小麦、大豆であるが、成長と共に陽性率は低下傾向となり、エビ、カニ、魚介類などの頻度が増加してくる。じんま疹、喘息、胃腸アレルギーのほかアナフィラキシーショックを起こすこともある。 |
| 前画面に戻る |
| 検査項目検索TOPへ戻る |
Copyright© BML,INC All Rights Reserved.