検査項目名称 | β-ラクトグロブリン (CAPアレルゲン) 略号:f77 |
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コード | 05177 |
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統一コード | 5A100-2438-023-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | アレルゲンの項目一覧表は補足情報をご参照ください。2項目以上の依頼をする場合に、1回のアッセイ量の目安とする計算式は0.2mL+(0.040mL×項目数)です。なお、この量には再検分は含みません。 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | FEIA法 |
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基準値 | 0.34以下 UA/mL |
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実施料 / 判断料 | 1種110 1430まで 判免 |
高値 | ■食物アレルギー ■アナフィラキシーショック ■食物依存性運動誘発アナフィラキシー ■気管支喘息 ■じんま疹 ■アトピー性皮膚炎 |
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低値 | |
解説 | CAPシングルアレルゲン検査は、アレルゲンを個別に結合させたスポンジ状セルロース誘導体を用いて、反応するアレルゲン特異的Ig-Eを測定する検査である。 牛乳(ミルク)に含まれる蛋白質は約3%であり、その構成はカゼイン80%、乳性蛋白質20%とされる。 β-ラクトグロブリンは牛乳に含まれる主要アレルゲンの一つであり、乳性蛋白中の約50%の割合を占める分子量18.3kDの蛋白である。牛乳蛋白は多くの加工食品、製剤に含まれ、牛乳アレルギー患児が気がつかずに摂取または服用した結果、アトピー性皮膚炎のみならず、アナフィラキシー・ショックなどの重篤な症状も引き起こすため、注意が必要である。β-ラクトグロブリンの他、α-ラクトアルブミン、カゼインなどの単一成分についてもアレルゲン検索が可能であり、摂取時の参考になる。牛乳アレルギー患者ではβ-ラクトグロブリンの感受性が最も高いとされる。 小児食物アレルギーの主要原因アレルゲンは、卵白、ミルク、小麦、大豆であるが、成長と共に陽性率は低下傾向となり、エビ、カニ、魚介類などの頻度が増加してくる。じんま疹、喘息、胃腸アレルギーのほかアナフィラキシーショックを起こすこともある。 |
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