検査項目名称 | イクラ (CAPアレルゲン) 略号:f349 |
|||
---|---|---|---|---|
コード | 07132 |
|||
統一コード | 5A100-2492-023-023 |
|||
検体必要量(mL)容器 / 保存 |
|
|||
採取条件・提出条件 / 備考 | アレルゲンの項目一覧表は補足情報をご参照ください。2項目以上の依頼をする場合に、1回のアッセイ量の目安とする計算式は0.2mL+(0.040mL×項目数)です。なお、この量には再検分は含みません。 |
|||
所要日数 | 2~3 |
|||
検査方法 | FEIA法 |
|||
基準値 | 0.34以下 UA/mL |
|||
実施料 / 判断料 | 1種110 1430まで 判免 |
高値 | ■食物アレルギー ■アナフィラキシーショック ■食物依存性運動誘発アナフィラキシー ■気管支喘息 ■じんま疹 ■アトピー性皮膚炎 |
---|---|
低値 | |
解説 | CAPシングルアレルゲン検査は、アレルゲンを個別に結合させたスポンジ状セルロース誘導体を用いて、反応するアレルゲン特異的Ig-Eを測定する検査である。 イクラはサケの魚卵であるが、イクラによる魚卵アレルギーは近年、消費拡大に伴って増加しており、ショック症状を呈する頻度は全食物アレルギーの中でも高いとされている。 魚卵は鶏卵とは大きく異なり、卵白はなく、卵膜と卵黄から構成される。ビテロジェニン(Vg)と呼ばれる卵黄主要蛋白質が肝臓で合成された後に血流を介して卵に取り込まれ、蛋白分解酵素によって数種の蛋白質とともに硬骨魚類卵黄に特有の蛋白質であるβ'コンポーネントに解裂されて蓄積する。このため魚卵卵黄蛋白質は科を越えた交差性があるとされ、タラコも同時陽性の場合には交差反応による可能性も考えられる。 小児食物アレルギーの主要原因アレルゲンは、卵白、ミルク、小麦、大豆であるが、成長と共に陽性率は低下傾向となり、エビ、カニ、魚介類などの頻度が増加してくる。じんま疹、喘息、胃腸アレルギーのほかアナフィラキシーショックを起こすこともある。 |
| 前画面に戻る |
| 検査項目検索TOPへ戻る |
Copyright© BML,INC All Rights Reserved.