BML

検査項目検索

染色体・遺伝子

検査項目名称 12番染色体
(12トリソミー)
コード 57094
統一コード 8B420-0000-019-841
検体必要量(mL)容器 / 保存
血液 3.0
(ヘパリン加血)又は
骨髄液 0.5
又は
リンパ節
5mm角程度
血液 B-18 ・骨髄液 X-2 ・リンパ節 X-2又はB-23
採取条件・提出条件 / 備考 血液はへパリン入り専用容器に採血
骨髄液は専用容器に0.5mL採取
 
(骨髄液の採取について)
穿刺の前に注射器管内をへパリンで潤した後、へパリンを完全に排出
穿刺液は採取後空気を入れてゆっくり転倒混和し専用容器(培養液入り)に約0.5mL入れ、ゆるやかに転倒混和して冷蔵保存。
雑菌等が混入しないようにお願いいたします。
(リンパ節の採取について)
リンパ節の前処理方法については補足情報をご参照ください。
◆1
所要日数 5~10
検査方法 FISH法
基準値
実施料 / 判断料 2477 判遺 ※

BML Information

PDF

(注)PDFファイルの内容は配信当時の情報です。

容器画像

コンペンジウム

高値 ■慢性リンパ性白血病(CLL:B-CLL)
低値
解説 慢性リンパ性白血病(CLL)は、欧米では全白血病中に占める頻度が高いが、日本ではまれな白血病である。CLLはB細胞性のリンパ球増加に限られ、対象疾患に併記の一般的に用いられるB-CLLはCLLと同義である。
12番染色体の過剰(12トリソミー)は、CLLにみられる染色体異常のうち最も頻度が高く約30%を占め、予後への影響は中程度とされている。
CLL細胞は増殖が遅く分裂細胞を得にくいが、本検査はFISH法により12トリソミーを検出し、分裂細胞像が捉えられない静止期の核でシグナル検出が可能であり、G分染法に対して約2倍の検出率が得られる。

ページトップへ戻る

補足情報

染色体検査(FISH法を用いた場合) 患者1人につき1回に限り算定できる。ただし、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫又は多発性骨髄腫の診断の目的で検査を行った場合に、診断の確定までの間に3回に限り算定する。
◆1 複数項目をご依頼の場合は、所要日数が記載された日数以上かかりますので、あらかじめご了承ください。
(注)依頼書には臨床情報をご記入ください。


ページトップへ戻る

前画面に戻る

検査項目検索TOPへ戻る

Copyright© BML,INC All Rights Reserved.