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アレルギーTopics

特殊型食物アレルギーについて

OAS (口腔アレルギー症候群)

OASは、Oral allergy syndrome の略で、口腔・咽頭粘膜症状を主徴とする即時型食物アレルギーのことです。花粉症に合併することが多いためPFS(pollen-associated food allergy syndrome)とも呼ばれます。花粉症の原因花粉と共通抗原性を持つ食物の摂取によっておこり、多くの場合では、果物や生野菜が原因食物となります。また、花粉症アレルゲンの特定は、口腔症状を誘発する可能性が高い食物の予測に有用です。

PFSは、花粉症症状の1つです。花粉症の原因は一年を通じてあります。PFSは、原因となる花粉を特定することが治療の第一歩です。

  • 口腟アレルギー症候群
  • 関連する原因花粉の植生と植物

表1

監修:東邦大学 佐橋紀男先生

表1

赤字はイムノキャップで測定可能項目

OASの主な症状

ラテックス-フルーツ症候群

ラテックスアレルゲンに感作された人が、果物や野菜に含まれる共通抗原性をもつバナナ、アボカド等を食べて蕁麻疹やアナフィラキシーを起こすことがあり、ラテックス-フルーツ症候群(Latec-fruit Syndrome)と呼ばれています。ラテックスアレルギーの人はこれらの食物にも注意が必要です。

また、ラテックス-フルーツ症候群は、口腔、咽頭症状を生じることが多いためOASの一種とされています。

ラテックスとの共通抗原性が報告されている食物*

フルーツ

高い共通抗原性 バナナ、アボカド、キウイ、クリ、ジャガイモ、トマト
中程度の共通抗原性 マンゴー、メロン、モモ、リンゴ、パパイヤ、パイナップル、ネクタリン、パッションフルーツ、イチジク、ニンジン、ホウレンソウ

* 参考 池澤善郎他:アレルギー51(8),591-604,2002

ラテックスアレルギー

ラテックスアレルギーとは、天然ゴム(natural rubber latex)製品を使用することによって起こる即時型アレルギー反応で、皮膚の痒みのほか、アナフィラキシーショック を起こすこともあります。天然ゴムは、手袋、玩具、靴、安全道具などの日用品から医療用具など幅広く使用されています。また、ラテックスの主要アレルゲンと似たタンパク質が食物にも含まれることから、食物アレルギー(ラテックス-フルーツ症候群)も起こすことがあります。

画像01

画像02

天然ゴム製品 天然ゴム製品は、医療用具、炊事用手袋、ゴム風船などの日用品として日頃から接触する機会が非常に多い製品です。
症状 ラテックスアレルギーで最も多い症状は、接触蕁麻疹です。手袋を装着した部分に、掻痒、発赤、膨疹、水疱形成がおこり、全身性に広がることもあります。皮膚症状以外にも鼻、結膜症状、呼吸器症状を起こすこともあり、稀にアナフィラキシーショックに移行する場合もあります。
原因 天然ゴムの原料となるラテックスは、そのほとんどがパラゴムの木(Hevea brasiliensis)という種類です。成長したゴムの木の幹に傷をつけそこから得られた白い樹液であり、多くの蛋白質が含まれています。ゴム手袋など最終製品にもこの蛋白質が残留し主に皮膚と接触することでラテックス特異IgE抗体産生がおこります。
ラテックスアレルギー
を起こしやすい人
以下のような天然ゴムを含む製品に接触する機会が多い人は、ラテックスアレルギーを起こす可能性の高い人とされています。
  1. 医療従事者および天然ゴム製手袋の使用頻度が高い職業の人
  2. アレルギー体質を持つ人
  3. 医療処置を繰り返し受ける人 

FDEIA(食物依存性運動誘発アナフィラキシー)

FDEIAはFood Dependent Exercise Induced Anaphylaxisの略です。また FEIAn(Food Exercise Induced Anaphylaxis)とも言います。FDEIAは、特定の食物摂取後2時間以内に運動した時に起こる比較的重篤なアレルギーで、多くは思春期以降で発症します。確定診断には食物と運動の負荷試験が行われますが、その再現率は 70%程度です1)。 日本においては、小麦(約60%)、エビ(約20%)等で起こることが多く、この 2つの食物で80%を占めます2)

小麦(Wheat)が原因の場合は、WDEIA(Wheat Dependent Exercise Induced Anaphylaxis:小麦依存性運動誘発アナフィラキシー)と言われます。WDEIAが疑われるケースの場合、イムノキャップ特異的IgE小麦、グルテンに加え小麦由来のアレルゲンコンポーネントであるイムノキャップ特異的IgEω-5グリアジンの測定が有用であると報告されています3)

  1. 相原雄幸:アレルギー 2007; 56: 451-456
  2. 望月満他:小児科診療 2003; 43(Suppl): 39-45
  3. Matsuo H et al:Allergy 2008; 63: 233-236

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